新社会人の職場恋愛への意識はコロナ前と比べてどう変わったのか

新社会人の職場恋愛への意識はコロナ前と比べてどう変わったのか(写真:Adobe Stock)

新社会人の職場恋愛への意識はコロナ前と比べてどのように変化したのでしょうか?



テレ朝newsと婚礼サービスのタメニーによると、2017年度の新社会人で「社内恋愛をしてみたい」と回答した人は38.2%だったのが、2022年度の新卒を対象にした調査では32%と減少しているとの結果を示した。


新社会人の職場恋愛への意識
(写真:テレ朝news)

新型コロナの影響によって対面でのコミュニケーションが減ったことに加えて「仕事と恋愛はちょっと別に」や「後々面倒くさいことになっても嫌なので避けたいです」といった職場結婚に対して若者の意識の変化がある模様。


職場恋愛は勤務時間に一緒に仕事で関わっていく中で、仕事に対して相手がどのように考えて行動しているのかを対面でのコミュニケーションで知ることができるメリットがある。その対面でのコミュニケーションがコロナ禍によって激減する傾向が顕著になった。それに加えて他の社員にバレて職場に居づらくなるといったリスクや相手にその気がない状況でコミュニケーションによってはハラスメント(セクハラ)となりかねないといった考えが定着したこと等から「社内恋愛をしてみたい」と考えている新社会人の割合が減少しているのではないかと推測します。


仕事は仕事として割り切って、プライベートで最適にマッチングアプリや婚活などで条件を決めて相手を選び探すほうが理想の相手を探すことができるのではと思っている人が多い傾向にあると考えられる。ただ、マッチングアプリや婚活などの出会いは自身のスケジュールを優先できるメリットはあるものの、相手に求める条件でミスマッチするケースが多く、仮にマッチしてもリアルで会ったら想像していたのと違うといったデメリットがある。


職場恋愛とマッチングアプリや婚活などのネットはどちらにもメリットとデメリットがあり、リスクをどこまで負える(失敗する可能性を認めて許容する)のかを把握した上で行動に移せるかが恋愛を発展させる上での鍵となりそうです。

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