真っ白のまま何も表示されない状態のMicrosoft Edgeが改善、ESETが原因

真っ白のまま何も表示されない状態のMicrosoft Edgeが改善、ESETが原因(写真:キヤノンITソリューションズ)

Webブラウザが真っ白のままで何も表示されない状態は、セキュリティソフト機能によって発生している場合がある模様です。



キヤノンITソリューションズは、4月5日(水)にセキュリティソフト「ESET」シリーズのセキュアーブラウザー機能によりMicrosoft Edgeが真っ白のまま何も表示されない状態になったりするなど正常に機能しない不具合について修正したことを発表しました。


「Microsoft Edge 111.0」で2023年3月16日頃から発生していて、正常に機能しない不具合の原因としてはセキュアーブラウザー機能を利用している環境で、ESETプログラムの一部ファイルに対するアクセスが出来ないことにより発生して「Microsoft Edge」が真っ白のまま何も表示されない状態になったり、クラッシュして終了したりする場合があったとのこと。


影響を受ける対象の製品とプログラムは、以下の通り。


◆ 対象製品
◇ 個人向け製品
ESET インターネット セキュリティ(まるごと安心パックを含む)
ESET スマート セキュリティ プレミアム
◇ 法人向けサーバー・クライアント用製品
ESET PROTECT Entry クラウド
ESET PROTECT Advanced クラウド
ESET PROTECT Complete クラウド
ESET PROTECT Entry オンプレミス(旧名称:ESET Endpoint Protection Advanced)
ESET PROTECT Advanced オンプレミス
ESET PROTECT MDR
ESET PROTECT Enterprise
◇ 法人向けクライアント専用製品
ESET オフィス セキュリティ

◆ 対象プログラム
ESET Smart Security Premium
ESET Internet Security
ESET Endpoint Security

今回の不具合の改善策として「修正モジュールは、検出エンジンのアップデートにより自動的に適用されます。」とのことでしばらく様子見したところ、4月6日(木)14時30分ごろにMicrosoft Edgeを起動すると以下の画像にあるように正常に起動して表示確認できました(何かしらの操作をしたりする必要は特にありませんでした)。


真っ白のまま何も表示されない状態のMicrosoft Edgeが起動した様子


もしMicrosoft Edgeを起動しても上の画像にあるような表示が確認できなかった場合は、キヤノンITソリューションズのESETサポート情報に手動アップデートの方法などが記載してありますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

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